誰も見たことのない太古の世界へ行きたい

ロライマ山に登ろうと思った訳

子供の頃から恐竜が好きで、女の子のくせにと言われていました。でも好きなものは好きで、それは大人になっても変わりません。それから南米のロライマ山があのサー・アーサー・コナンドイルの作品「ロトストワールド」の舞台だと知って、いつか行ってみたいと考えていました。年齢的にブラジルまで旅できるとなると40代が限界ではないかと思い、えいやっと決心した次第です。良い点は手付かずの自然が残っている、なんとも雄大な景色でしょう。

行ってみて分かった大変さ

南米に行くのが一朝一夕に出来ない事は、頭では理解していました。でも頭で理解することと、実際に行ってみるのではまったく違うことだと思い知らされました。悪い点というか大変なのが、その道のりです。ガイアナからブラジルへ、それからベネズエラのサンタ・エレナへと移動距離の長さもさることながら、気候の変動に身体は苦労してしまいます。特にサバンナ地帯を移動するのは、泣きたくなるほど結構辛かったです。

大変だけれど行って大満足

ベネズエラまで遠路はるばる足を運んだだけのことはあると思えたのは、ロライマ山をその目で見られた日です。これからあの山に登るのだと、鳥肌が立ちました。ここでおすすめできるポイントは、何といっても自然の美しさにも増して、多彩な樹木や草花の造形です。イギリスの植物学者が初登頂しただけの事はあり、太古の昔そのままの姿には誰もが足を止めて目を見張るはずです。料金は80万円程度でしたが、それ以上の価値がありました。

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