数ある資格の中でも、女性に人気の高い「医療事務」。転職や就職に役立つ資格として多くの人が耳にしたことがあるのではないでしょうか。そんな医療事務についてご紹介します。
▽医療事務とは?
そもそも医療事務とは、病院やクリニックといった医療機関で働く事務職です。主な仕事内容とは、「受付・会計業務」「クラーク業務」「レセプト業務」にわかれます。「受付・会計業務」は比較的イメージしやすい仕事ですが、「クラーク業務」や「レセプト業務」とは、どんな仕事なのでしょうか。クラーク業務とは、患者さんと医師・看護師との間の橋渡し業務です。例えば、患者さんの呼び出しやカルテやレントゲンの準備、検査データの準備やスケジュール管理などがあげられます。一方「クラーク業務」は、最も専門性が必要な業務です。レセプトとは、医療機関が保険者に対して請求する明細書とのことを指します。つまり、レセプト業務は、実際に診療報酬の請求を行うことです。
▽医療事務の資格を取るには?
専門的な知識が必要そうな医療事務ですが、実は従事するのに資格は必要ありません。ですが、医療事務に関する資格は数多く存在します。ただ「診療報酬請求事務能力認定試験」や「医療事務技能審査試験」といった資格にパスしておくことで、採用や給料査定に有利に働くことがあるため、資格を取得する人が多いのです。
▽医療事務が人気のワケ
医療事務という仕事が人気が高いのには、資格が必要ないため未経験でも始められる点だけでなく、全国どこでも自由に働けるというポイントがあります。病院は全国どこにでもあるので、自宅の近くで職場を探すことが可能です。また、正社員だけでなく契約社員やパートといった働き方を選択できるので、40-50代の方でもはじめやすい職種と言えます。患者さんとの接客もやりがいを感じられるので、働きやすくやりがいも高い医療事務は、これから新たに始める選択肢の一つとして加えたい仕事です。
筆者プロフィール
年代 20代
性別 女性
趣味 ダンス、旅行
居住地 東京都
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