和文化体験でめぐり合った香道

和文化体験でめぐり合った香道

岡山城のお庭である後楽園では、投扇興など和文化を楽しもうという試みがされています。そこで出会ったのが香道です。もともと利き酒やアロマオイルなど繊細な舌や鼻を使った競技や香りそのものに興味があったこともあり、この世界に惹かれていくこととなりました。ちょっとしたイベントの一貫として行なわれている程度のものなので参加費は500円程度、ほんの普段着で気軽に入っていけるのも魅力となっています。

日本らしい文化を楽しみましょう。

香を聞き味わい、そして当てるというのが香道の楽しみです。更には古今香や六議香など題号の麗しさ、そこに秘められた季節や名所などの風情というのも古き日本のみやびさを感じさせてすばらしく思われます。とにかく聞香の回数を増やすことが上達への道のりだからこそ、もっと岡山でも会を行う機会を増やしてほしいものです。何しろ沈水香木はとても貴重で素人にはなかなか手に入るようなものでは有りません。

茶道よりも手軽です。

昔ながらの日本の伝統というと思い浮かぶのが茶道や華道、ただ香道の場合はこれらよりもマナーは言いません。お手前の難しい作法というのは言わば第二義なのです、これが今も尚続く精神です。そのためとにかく恥ずかしがらず飛び込んでいけば良いだけです。行楽江においての文化講座は子供でも参加可能、家族で来ているという方もたくさんいます。香水の匂いをプンプンさせることなくやって来ればいつでも趣味として始められます。

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