日本のマチュピチュと称される竹田城跡

日本のマチュピチュと称される竹田城跡の概要

竹田城跡は、現在の兵庫県朝来市和田山町の古城山の頂に築城された山城の遺構であり、特に9月から冬口の日の出から午前8時頃まで雲海に囲まれ幻想的で美しい日本のマチュピチュとして知られていますが、私自身は歴史や城が好きなのでいつか訪れようと思っているうちに全国区になってしまいました。この城址は、とんちで知られる一休禅師に毘沙門天の生まれ変わりと称された赤入道山名宗全によって室町時代に築城され、虎が伏せている様に見える事から虎臥城とも称されています。この城址は、円山川の川霧の幻想的な美しさから名付けられた立雲峡を望み標高353.7mの虎臥山の山頂に位置し、雲海に浮かび上がる姿だけで無く南北400m東西100mの石垣が築城当時のままに残る稀有な点も見どころの1つです。大人の入城料は500円でした。

雲海シーズンの開城時間とアクセス

竹田城跡は、2014年の大河ドラマ「黒田官兵衛の大綱一夜城としても知られる神奈川県小田原市早川の石垣山城として使用された事でも知られる人気の城であり、積雪が予想される毎年1月4日?2月末日までを除き1年を通して開城されている城址です。開城時間は、季節によって午前4時?午前10時と異なるので事前に確認しないと私の様に無駄足を踏む事になるので注意が必要ですが、雲海シーズンと称される9月1日?11月30日までは午前4時?午後5時となっています。この城址は、大阪からは中国自動車道と舞鶴若狭自動車道及び北近畿豊岡自動車道を乗り継いで約2時間と比較的近く、大阪駅山陽本線姫路駅を経由して播但線竹田駅まで約2時間30分なので前乗りなどで上手な時間調整が必要です。

竹田城跡へのルートとベストビューポイント

竹田城跡は、築城当時のままに残る石垣からの眺めの幻想的ですが、城跡東南の標高756mの朝来山の中腹に位置する立雲峡や城跡北西の藤和峠がベストポイントとされています。城趾へは、山の郷から中腹第2駐車場までが徒歩で約20分程度あり、中腹第2駐車場から入り口までが約20分です。中腹第2駐車場は、一般車が規制されているのでバスの利用が必須とされ、午前8時までには城趾にたどり着く必要があります。竹田城跡は、私が初めて訪れた頃とは違い観光客の増加に対応すべくルートが整備されており、足元の暗い早朝でも安全なので安心です。雲海は、高気圧が日本海に停滞した事に起因する快晴かつ風の弱い日が好ましく、特に明け方と日中の気温差が高い方がより発生しやすい事から但馬南部地方に濃霧注意報が発令されている時が狙い目です。

竹田城跡公式ホームページ

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