お茶会に参加することにした理由

京都観光で高台寺のお茶会に参加することにしました

京都の東山にある高台寺でお茶会に参加することにしました。夜のお茶会の様子が雑誌に掲載されていたのを見たことがきっかけで、京都・お茶会・風情、これらの言葉に誘われるようにして参加を申し込みました。もともと主人と京都旅行を計画しており他にも名所旧跡を訪れる予定だったので、それ自体が目的だったわけではありませんが、夜空にぽっかりと浮かぶ満月とお月見団子、お寺の写真を見たらなんとなく昔を思い出していってみたくなりました。

お茶会に参加することにした理由

お茶会というとなんだか堅苦しいという理由から敬遠する人が多いですが、実は私は茶道の経験者で随分前にしばらくの間ですが茶道教室に通っていました。なんとなく習い始めたのですが、通ってみると堅苦しいどころかとても静かで落ち着いた不思議な世界でした。慌ただしく騒々しい毎日を送る中で、こんな空間があったのかと驚かされたのを覚えています。もう一度、あんな雰囲気に浸ることができたら、そんな思いが心のどこかにあって今回の参加を決めたのかもしれません。

お茶会に参加してみて

日が傾き次第に薄暗くなるなか、少し広めの和室で茶会が始まりました。庭では虫が鳴き主菓子が振るまわれお茶をいただいた後、名物の説明がありました。作法を忘れ気味で苦笑いしたりもしましたが、日々の暮らしの中では滅多にない心地よい雑音と静寂に、心の芯からリラックスできました。主人も思いのほか楽しめたようで、また習えばいいよ、そしたらお茶がたててもらえる、などと笑っていました。やっぱりもう一度習ってみよう、きっと違った発見があるだろうし、そんな考えがふと頭をよぎり迷っていた私の背中を軽く押してくれました。

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