憧れの役者さんの近くでお仕事ができます
撮影にエキストラとして参加することで一番良いと思えるところはもちろん、憧れている役者さんの方々の近くでお仕事ができることです。いつもは画面で見ている役者さんたちの間近に接近できるチャンスがあることは、何よりのメリットです。ドラマの撮影への参加だったのですが、興奮とあいまって身の引き締まるような気分でした。オンエアされた時の興奮もまた、他では味わえない喜びが良い点です。実際に体験した人にしかわからないことですが、演技に興味のある人なら勉強になることがありますので、それもおすすめできるポイントです。
交通事情の悪い現場は交通費がかかる
だいたいの場合、ロケ現場までの交通費はギャラに含まれているので、どんなに交通事情の良くない現場であっても基本的には自己負担が必要となるのが悪い点です。制作会社が都内の場合、ほとんどが都内か首都圏近郊でロケをしますが、早朝の現場入りでは始発電車もまだなく、タクシーでの移動が必要になることもあります。同じ首都圏内でも自宅からかなり離れた現場の場合も同様で、間に合わせるために早朝に出発しなければならないこともあり、また必ずしも駅やバス停から近いわけではないので、移動時の交通費の出費は覚悟が必要です。
自分で持っていない衣装は買う必要がある
自分が参加した撮影では、エキストラはスーツが衣装として指定されていました。自分では持っていなかったので、後で私用でも使う事があると考え、グレーのスーツ上下を1着、実際に購入しました。自分で着ること等も考慮して、ある程度納得のできるレベルのものを大手量販店で4万円で購入しました。衣装持ちの人であればいろいろな現場での撮影にも対応できるかも知れませんが、靴や小道具など、現場によって必要とされる物は異なるので、自分で揃える必要もあるのだなということを改めて学びました。