旧幌加駅跡とぬかびら温泉を楽しむ旅

ぬかびら温泉にも心惹かれて旅立ちを決意

旧幌加駅跡は緑の中に吸い込まれていくような線路の写真を見て以来、憧れの地となっていました。ほかの地域ですが大好きだったローカル線が廃線となってしまい、残った線路がいつか旧幌加駅跡のように愛されるようになると良いと考え、一気に旅ごころが募りました。北海道はスキーで何度か訪れたことがあり、旧幌加駅跡の近くのぬかびら温泉にもスキー場があるので親近感が湧き、温泉があるということで湯めぐりができそうな点も魅了されたポイントです。

消えゆく線路に哀愁を感じる旧幌加駅跡

実際に旧幌加駅跡に着いた時、北海道では早くも初秋という雰囲気だったこともあって写真で見たよりも緑が落ち着いている感じで、廃線跡のわびしさが倍増されていました。もう少し後の紅葉シーズンか新緑の時のほうが良かったかもしれないと考えましたが、風の音しかしない瞬間に何とも言えない郷愁を感じて、この時期にこそ来て良かったと思いました。草に埋もれてゆっくりと消えて行く線路の風景は、写真で見るよりも心の奥深くにしんみりと迫るものがあります。

切ない郷愁を感じる廃線跡と温泉地

旧幌加駅跡や近くの旧タウシュベツ川橋梁は物語の一場面に出てくるような雰囲気があり、特に旧幌加駅では昔好きだったドラマの一場面を思い浮かべながら線路の上にたたずんで、懐かしいような悲しいような何とも言えない切なさを味わったりもしました。ぬかびら温泉も北海道のほかの温泉地よりも落ち着いたムードがあって、静かな風情を楽しみたい人には最適な温泉という印象です。スキーシーズンにも訪れたいと改めて思いました。

筆者プロフィール
年代 50代前半
性別 女性
趣味 史跡めぐり
地域 千葉県

著者が利用したサービス楽天トラベルで宿泊先を探しました。
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