リフレッシュしたいお母さん方におすすめのソロキャンプ

魅力は「何にも束縛されない時間」を持てること

家事と育児に振り回された日々がようやく一段落したある日、古くからの友人と会った際にソロキャンプの話が出ました。詳しく聞くと既に5年以上も前からはまっていて、気分転換とストレス解消になるからやってみなよ、と勧められたことがきっかけです。過去に家族でキャンプを楽しんでいた時期があるので手順などは問題ありませんでしたが、家族に訊いてみたところ、それでリフレッシュできるなら行っておいで、と後押しされたので、まずは物置から昔使っていたキャンプ道具を引っ張りだして、近場のキャンプ場で初挑戦してみました。周囲は家族連れが多かったですが、ライダーを始めとしてソロで楽しんでいる人も何人かいて、疎外感を感じることはありませんでした。夜、簡単な食事をしてからゆっくり寛ぐことができましたが、正にこの何もしないでいい自分だけの時間を持てることがソロキャンプの良い点だと思いました。こんな楽しみ方を教えてくれた友人にとても感謝しています。

キャンプする場所によっては安全面の問題も

初めての体験以来すっかりその魅力にはまってしまい、年に1度はソロキャンプを楽しんでいます。既にトータル10回近く経験しており、その多くは管理人がいるキャンプ場だったので危険を感じることも全くありませんでしたが、1度だけ不安な思いをしたことがあります。それは夏休み期間の週末のことで、キャンプ場がとても混雑していたため、多少不便でもなるべく人から離れた隅の方にテントを張った日の夜、テント内で寛いでいるとこちらに歩いてくる足音が聞こえました。夜も10時過ぎで他人のテントを訪ねるような時間帯でもないため、とっさに家族に電話をしハンズフリートークにして「中に人がいる」感をアピールしてみたところ、足音は遠ざかっていきました。もしかしたら炊事場で会った別の女性のソロキャンパーかな、とも思いましたが確認する訳にもいきません。安全上問題があるのがソロキャンプの悪い点であることは判っていたもののあまり気にしていませんでしたが、それ以降テントを張る場所は多少うるさくても人が近くにいる場所にしています。

ソロキャンプに必要なアイテムと費用

家族でキャンプをしていたときとは違い、ソロの場合はなるべくコンパクトな道具でなければなりません。実際に購入したアイテムとしてはアルミ製で2千円前後の小さなテーブルと、8千円程度のガスバーナー、5千円くらいのガスランタンだけだったので総額1万5千円程度で済みました。テーブルはアルミ製なので軽く、脚とテーブル自体を折りたたむことができるので収納時がとてもコンパクトになります。ガスバーナーはボンベに直接取り付けるシンプルタイプで、ランタンもガスタイプにしたので燃料を統一することができるため、全ての荷物をリュック1個にまとめられるほどコンパクトにできます。ただ、ガスランタンは燃料の消費が激しいため、長時間使うときは電池式ランタンも用意しておくと安心です。このように装備も少なく手軽に自分だけの時間を過ごせるのがソロキャンプのおすすめできるポイントなので、日々の生活から離れてちょっと気分転換したいお母さん方、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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